富山県高校野球連盟と朝日新聞社は16日、第107回全国高校野球選手権富山大会の開催概要を発表した。大会には42校38チームが出場。選手や観客の暑さ対策として、初めて完全2部制を採用し、第1試合の開始時刻を午前9時、第2試合を午後3時開始にする。
開会式は7月8日午後3時半から、富山市民球場で。試合は11日から始まり、順調なら24日に準決勝、26日午前9時から決勝が予定されている。
今大会には「呉羽・富山南・富山西」と「上市・雄山・中央農」の連合チームが出場。試合は富山市民、県営富山、高岡西部総合公園、黒部市宮野運動公園、砺波市の5球場で行われる。シードは富山第一▽富山北部▽高岡商▽不二越工▽桜井▽富山商▽氷見▽石動の8校。抽選会は6月27日午後3時から、射水市戸破の「アイザック小杉文化ホール」であり、一般の人も無料で入場できる。
2部制の採用で、前回大会より第2試合の開始を1時間遅らせる。クーリングタイムは五回終了後に10分間設け、試合前のノック時間も7分から5分に短くする。熱中症特別警戒アラートが出された時は、翌日の試合時間を変更、または順延を検討する。