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麻雀の高校日本一へ、決勝戦第1試合 実況:小林未沙 解説:醍醐大(セガサミーフェニックス)【第1回全国高等学校麻雀選手権大会】

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第1回全国高等学校麻雀選手権大会の初代王者になり、記念品をもらう東京都立小石川中等教育学校の(右から)紀平一磨さん、小林温太さん=2025年8月8日午後6時15分、東京都中央区、角野貴之撮影
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 全国の高校生らが2人1組のチーム戦で、頭脳スポーツとして麻雀(マージャン)の腕を競う第1回全国高等学校麻雀選手権大会(朝日新聞社主催)の決勝が8日、東京・築地の朝日新聞東京本社で開かれ、小石川中等(東京)の紀平一磨さん(16)と小林温太(はるた)さん(16)のチームが初代王者に輝いた。

 予選には計286チーム572人が参加。プレ大会を逆転で優勝した2人は、24チームが争う本選から出場した。本選最終戦は下位で迎えたが、2人ともトップ。ここも逆転で4チームによる決勝に進んだ。決勝はトップ1回、2着3回と安定した打ち回しを見せた。

 小林さんは「夢みたい。本選の最後は手が震えていた」と振り返り、紀平さんは「初代王者になれたことがうれしい。夢は大きくMリーガー」と喜んだ。

選手たちの声「友達もたくさんできて…」

 決勝戦の結果と選手たちのコメントは次の通り。

 1位 小石川中等(東京)の紀平一磨・小林温太(はるた)(82.5ポイント)

 紀平「昨日の夜、お風呂で優勝した時に言うことを考えていたくらい、予感があった。この場でしのぎを削って戦ってくれたみなさんにありがとうと伝えたい」

 小林「まだ夢かと疑っているくらい劇的なこと。1年以上前に紀平君が誘ってくれた麻雀(マージャン)でこうなるとは思わなかった」

 2位 東京高専(東京)の村松直哉・窪添慧(30.0ポイント)

 村松「まさか決勝に行けると思っていなかった。楽しくて、友達もたくさんできて、良い機会だった」

 3位 立命館守山(滋賀)の木村太一・寺田悠人(-55.4ポイント)

 寺田「全国大会で3位なんて初めてでうれしい。決勝は悔いが残るので、来年リベンジしたい」

 4位 夕陽丘(大阪)の柴田優希・奥田廉叶(れんと)(-57.1ポイント)

 奥田「(決勝1戦目で)ラスの後トップがとれたので、個人的にはリベンジができた。決勝まで進んで友達ができ、楽しかった」

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