栃木県教育委員会は2日、県立高校の再編で2027年4月に開校する学校名を発表し、鹿沼南と鹿沼商工が統合する新校は「鹿沼華陵(かりょう)」、今市、今市工、日光明峰が統合する新校は「今市」に決まった。また、宇都宮東は6年の一貫教育を行う「宇都宮東中等教育学校」になる。条例改正が必要な学校は、県議会の議決を経て正式決定する。

 未来共創型専門高校(農業、工業、商業、家庭に関する各学科)になる鹿沼華陵の校名は、主に場所を使う鹿沼商工の所在地の鹿沼市花岡町に由来する。地域に愛される学校になってほしいという願いが込められているという。校名の候補として鹿沼実業や鹿沼西などもあったが、鹿沼華陵が両校生徒や教職員などによるアンケートでも最も多く支持された。

 総合学科高校になる今市は、場所を使う今市の所在地名にする。端的な校名はわかりやすく、地域に親しまれるとしている。

 候補には今市総合、日光総合があったが、アンケートで最多は今市だったという。

 また、全日制課程の募集を停止して、単位制の定時制と通信制を併設したフレックス・ハイスクールとなる宇都宮清陵の校名は変わらない。

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