中学生のダンスの祭典「第14回全国中学校ダンスドリル選手権大会」(NPO法人ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン主催、朝日新聞社など後援)が26日、東京都渋谷区の東京体育館で開かれた。42校45チームが11部門に出場し、龍谷大付平安(京都)が5年ぶり4回目の団体総合優勝に輝いた。2位には東海大付静岡翔洋、3位には幸福の科学学園(栃木)が入った。
出場したのは、6月の地区大会を通過した中学校のダンス部やバトン部などの生徒たち。切れのある動きで一糸乱れぬ演技を披露した。
総合1位の龍谷大付平安チアダンス部のキャプテン榊原もねさん(3年)は「団体総合優勝を目標に1年の時から1日4~6時間練習してきた。みんなのそんな努力が実ったと思う」と大粒の涙を流した。
開会式では西武台新座(埼玉)の村田美織さんが「私たちのファンファーレを響かせ、最後まで全力を出し切ることを誓います」と宣誓した。
各部門の優勝チームは次の通り。
【リリカル】幸福の科学学園関西(滋賀)
【キック】龍谷大付平安(京都)
【メジャーレット】星野学園(埼玉)
【ジャズ】光英VERITAS(千葉)
【ソング・ポン・スモール編成】東海大付静岡翔洋
【ソング・ポン・ミディアム編成】龍谷大付平安(京都)
【ソング・ポン・ラージ編成】啓明学院(兵庫)
【ヒップホップ女子・スモール編成】岡山市立芳泉
【ヒップホップ女子・ラージ編成】関西創価(大阪)
【ヒップホップ男女混成・スモール編成】多度津町立多度津(香川)
【ヒップホップ男女混成・ラージ編成】目黒日本大(東京)
【個人】村田美織(西武台新座)(倉富竜太)