アクラム・カーン「ジャングル・ブック」=宮川舞子氏撮影 アクラム・カーンがソロ作「DESH―デッシュ」以来、12年ぶりに彩の国さいたま芸術劇場に登場した。今回はキプリング原作「ジャングル・ブック」である。世界中で親しまれてきた小説だが、カーンはこれを大胆に換骨奪胎。内容を今という時代が共有できるテーマに置きかえ、舞台作品として緻密(ちみつ)な構成を施し…