■美術家・横尾忠則 《1964年、初の海外旅行で3週間、欧州を訪れた》 東京五輪で選手をはじめ多くの人が日本に来る。逆に欧州に戻る飛行機は空っぽ。そこを利用する企画に便乗しました。こんな機会でもないと一生外国には行けないな、と。一人旅は嫌なので和田誠君に声をかけ、和田君は篠山紀信君を誘った…