まなび場天声人語「見出し」
「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の申知仁記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します。
「白煙をあげるブラックボックス」「秘密選挙 白黒ついても続く謎解き」「神でもふさげぬ人の口」「知りたい言いたい白煙の内幕」「見た、聞いた、あぁ言いたい。」「白い狼煙が合図 考察合戦の始まり」「知りたい話したい 心に鍵は難しい」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは？
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今月の優秀作
煙にうず巻く 好奇心（大村薫さん 62 埼玉県）
秘のないところに煙はたたぬ（宮下誠さん 64 長野県）
耳あり、目ありのコンクラーベ（斉藤敦弘さん 72 宮崎県）
神でさえ戸を立てられぬ人の口（田中良子さん 40 宮城県）
神に誓ってもらしません（うそ）（渡辺将一朗さん 中１ 山梨県）
（編集者のワンポイント）建前と本音 かもし出す
内情を漏らさないと誓って臨む教皇選挙のはずなのに、いつのまにか秘密が世間に漏れていく。筆者が表現したいのは、そうなってしまう人間の心の動きにあるのではないかと感じました。
（編集者の見出し）聖座の裏 秘密…のはずが
教皇にまつわる言葉は最初に…
