井村屋グループ（G）は9日、井村屋の人気冷菓「あずきバー」を増産するため、津市に新工場をつくると発表した。40億円を投じ、年1億本の生産能力を持つスティックアイスの工場を建てる。すでに着工し、来年6月に完成予定だ。
あずきバーは、1973年に発売された井村屋の代表的なアイスで、2024年度は国内外で過去最高の3億2900万本を販売。売上高511億円（前年比6.0％増）、純利益21億円（同13.9％増）といずれも過去最高となった井村屋Gの25年3月期決算を支えた。
現在は、津市と愛知県豊橋市の2工場でつくっているが、生産能力は限界に近い。
かつては天候で左右されたが…
かつては売れ行きが天候など…
