(5日、第107回全国高校野球選手権三重大会 飯南15―3朝明・石薬師=6回コールド)
飯南の青木来樹主将(3年)は3安打の活躍で快勝の立役者になった。五回の中越えの長打はランニングホームランとなり、三重大会1号の本塁打を記録した。
五回、真ん中に来た球を思い切り振った。二塁を蹴る前、打球の行方を見た。中堅手が球を追っているのを見て「いける」と判断、一気に本塁まで突っ込んだ。
初回には先取点を奪う三塁打も放った。「無心で打席立って、全力で打ち切ろうと思った」。率先して声を出し、主将としてチームの雰囲気づくりにも気を配る。「このいい雰囲気で、次もいきたい」