「未知との遭遇」を生き生きと演じる。ドラマの主人公は、「遠い星の方と出会い、自分を知る」。演じる市川実日子も、たくさんの役と出会い、自分を見つめてきた。
バカリズム脚本の「ホットスポット」(日テレ系、日曜夜10時30分)で、存在感が光る。演じるのは、富士山麓(さんろく)の平和な町で、娘と暮らし、ビジネスホテルで働く41歳。宇宙人に遭遇し、平凡な日々が少しずつ変わり始める。
宇宙人というと壮大な世界観だが、「喫茶店の隣の席で繰り広げられているような」日常が、そこにはある。
「普段思っていても人に話していなかったようなことを、登場人物が面白く会話する。正直でかわいらしい」
役の影響を受けるという。
どんな音楽を聴くのだろうか…