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うんこ交通安全ドリルを贈られた新居浜市の小学生=2025年6月5日午後4時9分、同市役所、堀江泰史撮影

 子どもたちに人気の「うんこドリル」(文響社)に登場するうんこ先生が交通安全について教えるドリルが愛媛県新居浜市内の小学校全16校に贈られた。自動車関連会社が約8500冊を寄贈し、5日に市役所で贈呈式があった。

 贈られたうんこ交通安全ドリルは市内の小学生全員分の歩行者編5627冊と、小学4~6年向けの自転車編2929冊。愛媛トヨタ自動車と愛媛トヨペット両社の持ち株会社「ETPホールディングス」が寄付した。

 同社はドリルを新居浜市のほか、松山市や宇和島市など県内6市に計約2万700冊贈っている。ドリルはトヨタ・モビリティ基金が文響社と協力してつくった。

 この日の贈呈式には新居浜小、多喜浜小、中萩小の児童計6人が出席。新居浜小6年の原凪咲(なぎさ)さん(11)は「交通安全って勉強する機会がなかなか少ないので、このドリルでたくさん学びたいと思います。家族や周りの大人たちにも伝えてみんなで交通事故を少なくしたいです」と話した。

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