プロ野球オリックス・バファローズの選手たちは、31日から神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で開催される試合で、阪神・淡路大震災があった1995年の復刻ユニホームを着用する。
胸には当時のチーム名「BlueWave」、肩には「がんばろうKOBE」と刻まれている。
チームは当時、神戸に本拠を置き、仰木彬監督のもとイチロー、田口壮、野田浩司、星野伸之、中嶋聡らの活躍でパ・リーグを制覇。甚大な被害を受けた被災地を勇気づけた。
震災から30年という節目に、改めて災害について考えるきっかけになればと企画された。
着用するのは今季神戸で予定されている31日、6月1日、7月4、5、17日、8月27日のホーム6試合。31日と6月1日、7月5日には当時の選手らが30年前を振り返るトークショーや、メモリアルピッチも予定されている。
オリックスは95年には日本シリーズで野村克也監督率いるヤクルトスワローズに敗れたが、翌96年にはパ・リーグを連覇し、日本シリーズで長嶋茂雄監督や松井秀喜、落合博満らの読売ジャイアンツを下して日本一に輝いた。