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平日朝の混雑が激しいJR日光線=2024年12月26日、栃木県鹿沼市、石原剛文撮影
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 JR東日本は、栃木県内の日光線上りのダイヤ改定で、平日の午前7時台の本数を増発すると発表した。本数は2本から3本に増える。通勤・通学の混雑緩和のためという。

 同社大宮支社によると、ダイヤ改定は3月15日からで、対象は上りの鹿沼―宇都宮間。午前7時台の上りは現在、日光―宇都宮間が2本走っているが、混雑が激しい鹿沼―宇都宮間が増発される。新ダイヤの時間は未定という。

 日光線は2022年3月、車両の変更などに伴い、それまでの4両編成から現在の3両編成に変更。その後、新型コロナが感染症法上の5類に移行したことも影響し、通勤、通学の混雑が激しくなった。通勤客からは「車両に限界まで乗客が入り、ぎゅうぎゅうづめになっている」との声も聞かれた。

 乗客の多くが乗車する鹿沼市は、松井正一市長らが24年、JR東日本に混雑緩和を要望しており、今回のダイヤ改定はそれに応える形になった。市は「(増発は)ありがたい。利便性の向上につながる」(生活課)と歓迎している。

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