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2回戦でプレーする錦織圭=ロイター

 テニスの全豪オープン第4日は15日、メルボルンでシングルス2回戦があり、女子で元世界ランキング1位の大坂なおみは、昨年の全米オープン4強のカロリナ・ムホバ(チェコ)に1―6、6―1、6―3で逆転勝ちした。

 内島萌夏(もゆか)(安藤証券)は4―6、6―3、6―7でロシア出身の第14シード、ミラ・アンドレエワに惜敗。

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 男子では、元世界4位の錦織圭(ユニクロ)が第12シードのトミー・ポール(米)に7―6、0―6、3―6、1―6で敗れた。

 西岡良仁(ミキハウス)は0―6、1―6、4―6で第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)にストレート負けした。

 女子ダブルス1回戦で青山修子(近藤乳業)、穂積絵莉(日本住宅ローン)組は米国ペアを6―4、6―2で破った。

「この風の中でも」

 ポールが迎えたマッチポイント。錦織は深いスライスを放って前に出たが、正確なフォアハンドで返された球が自身の右を抜けていった。この試合で繰り返された光景だった。

 昨秋、錦織は下部ツアーにも参戦した。そこで戦った選手について、日本に帰ってきたときにこう話していた。「1ゲームの中で1、2ポイントは雑なプレーがある。(世界ランク)50位以内になってくると、そこがない」

 この日、コートサイドの看板…

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