大リーグは5日（日本時間6日）、地区シリーズの第1戦が各地であり、ドジャースの大谷翔平は本拠でのパドレス戦に「1番・指名打者（DH）」で出場し、ポストシーズン初本塁打となる同点3ランを含む5打数2安打の活躍で、チームの7―5での逆転勝利に貢献した。日本選手がポストシーズンで本塁打を記録するのは、2012年のイチロー（ヤンキース）以来12年ぶり。先発した山本由伸は3回5失点だった。パドレスは第2戦にダルビッシュ有が先発する。
メッツの千賀滉大はフィリーズ戦に先発し2回1失点。チームは6―2で逆転勝ちした。
ア・リーグは、ヤンキースがロイヤルズに6―5、ガーディアンズがタイガースに7―0で、それぞれ先勝した。タイガースの前田健太は出場選手登録を外れた。
- 大谷翔平の言葉引き出す、女性リポーターの心配り 「大事なのは…」
- 闘争心むき出しの幼少期 打者大谷翔平のために選別された特別な球
手応えに確信があった。ドジャースの大谷翔平はバットを放り投げ、感情を爆発させた。
0―3で迎えた二回の第2打席。2死一、二塁で、高めの97マイル（約156キロ）を振り抜いた。ファンは総立ち、満員のスタンドから「MVP」コールが起きる中、112マイル（約180キロ）の弾丸ライナーを右越えに運んだ。記念すべきポストシーズン（PS）第1号は、苦境のチームを救う同点3ランになった。
大谷は「（パドレス投手陣は…
