大学で友人と話す村山倫さん(左)=2023年10月、鹿児島市

 地方の若い女性を吸い込む「ブラックホール」――。

 人口戦略会議は今年4月、若い女性の流入が続く東京のような巨大都市をそう表現した。

 逆に、出産の中心年代にあたる20~39歳の女性が大きく減った4割の自治体は「いずれ消滅する可能性がある」とした。

 ただ、朝日新聞が20~24歳の女性に限って住民基本台帳のデータを独自に分析したところ、地方の減り方はますます鮮明になっている。

長年、若い女性比率がトップだった鹿児島に起きた異変

 住民票の移動で2023年に…

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