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1回戦でガルシアを破った大坂なおみ=AFP時事

 テニスの全豪オープン第2日は13日、メルボルンで男女シングルス1回戦があった。女子は過去2度優勝の大坂なおみがカロリーヌ・ガルシア(仏)を6―3、3―6、6―3で振り切った。世界ランキング63位の内島萌夏(もゆか)(安藤証券)が4―6、6―2、7―6で同40位のマグダ・リネッテ(ポーランド)を破り、全豪初勝利をあげた。予選から勝ち上がった同141位の日比野菜緒(ブラス)は6―3、3―6、1―6で第17シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)に逆転負け。男子は同65位の西岡良仁(ミキハウス)が同231位のアジズ・ドゥーガズ(チュニジア)を3―6、6―4、7―6、6―3で下した。同113位のダニエル太郎(エイブル)は同173位のトリスタン・スクールケート(豪州)に7―6、6―7、1―6、4―6で敗れた。

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 大坂の「カモーン」という声と、自身を鼓舞するために左足を「パンパン」とたたく音の頻度が一気に上がったのが、ファイナルセットの序盤だった。

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 そして第3ゲームのブレークポイント。鋭さを増したフォアとバックの振りに、ガルシアも防戦一方となりバックをネットに引っかけた。大坂がブレークに成功した。

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