「難しい雲がかかっています」。4月11日午後4時42分、横浜市のサッカークラブ、大豆戸(まめど)FC代表理事の末本亮太さん(47)は黒雲が垂れ込める空の写真とともに、現場のコーチたちにLINEでメッセージを送った。
小学6年のスクールは午後5時に始まる予定で、すでに雷注意報が発表されていた。
「活動気をつけて」
- 試合中、後頭部に雷 目も体も言葉も不自由に 母が伝えたい「怖さ」
相次ぐ落雷事故 対策は
スポーツ活動中の落雷事故が絶えません。4月には奈良市で部活動中の中高生6人が心肺停止などで病院に運ばれ、宮崎市の高校では昨年4月にサッカーの練習試合で18人が救急搬送されました。被害に遭った人の思いから対策を考えます。
末本さんは雨雲レーダーの写真と一緒に、注意を喚起した。
「とりあえずやばいです」…