夏の行楽シーズンにあわせ、JR東日本新潟支社は7~9月、様々な臨時列車を運行する。鉄道ファンのみならず、家族連れも「のってたのしい列車」だ。
新潟駅(新潟県)と酒田駅(山形県)を結ぶ「海里」(KAIRI)では、新潟発の車内では新潟県内の料亭などの料理、酒田発では山形県鶴岡市のイタリア料理店の料理が楽しめる。日本海の風景がより堪能できるよう、途中駅の停車時間を長めにし、一部区間では速度を落として運転する。
新潟が誇る日本酒を楽しめるのは「越乃Shu*Kura」。上越妙高駅と、長岡駅を経由して十日町駅を結ぶ。車内で地酒が振るまわれるほか、利き酒もできる。上越妙高駅と新潟駅を結ぶ「柳都Shu*Kura」、上越妙高駅と越後湯沢駅を結ぶ「ゆざわShu*Kura」も運行される。
また昨年、全線開通100年になった羽越線関連のイベントの締めくくりとして、「羽越100周年ファイナル号」が7月12と13の両日、新津駅と秋田駅(秋田県)間を走る。使われるのは、「リゾートしらかみ橅(ぶな)」の車両。普段は秋田、青森両県を走っているため、新潟県内で見られるのは珍しい。
各列車の運行内容や、このほかの臨時列車については同社のホームページ「のってたのしい列車」(https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/