バスケットボール男子日本代表の比江島慎(B1宇都宮)は、明確に言った。
「もう僕は、今回が最後のつもりです」
13日、アジアカップ予選のモンゴル戦(21日、栃木・日環アリーナ)とグアム戦(24日、敵地)に向けた公開練習で、チーム最年長の34歳は胸の内を明かした。
- 「ブレックスのおかげ」 比江島慎が感謝する2人の教えと次への意識
元々、今夏のパリ・オリンピックで代表活動に区切りをつけるつもりだった。だが、結果は1次リーグ3戦全敗。個人成績も出場計約40分で1試合平均3得点と振るわず、すっきりしない気持ちが残った。
ヘッドコーチの続投が決まったトム・ホーバス氏から連絡を受け、思いを伝えた末に、今回の参加が決まったという。
「個人的にも、パリ・オリンピックは不完全燃焼で終わってしまったのと、次の代表戦が(所属チームの本拠地)宇都宮であるというので、自分の気持ちとしては次も参加したいと話した」
「でも、その先のワールドカ…