加古川市立中部・浜の宮(兵庫)=2025年8月30日午後1時18分、堺市のフェニーチェ堺、高野良輔撮影

 第75回関西吹奏楽コンクール(関西吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)は30日、堺市のフェニーチェ堺で中学生の部Aが開かれた。近畿2府4県から28団体が出演し、金賞受賞団体のうち大阪市立鯰江、加古川市立中部・浜の宮(兵庫)、生駒市立生駒(奈良)、大阪市立梅香の4団体が関西代表に選ばれた。

 4団体は、10月18日に宇都宮市である全国大会に出場する。

 代表以外の結果は次の通り(出演順)。

 【金賞】立命館(京都)、西宮市立上甲子園(兵庫)、加古川市立加古川・氷丘(兵庫)、尼崎市立小園(兵庫)

 【銀賞】豊中市立十一(大阪)、長岡京市立長岡二(京都)、尼崎市立塚口(兵庫)、生駒市立光明(奈良)、西宮市立瓦木(兵庫)、豊岡市立豊岡北(兵庫)、立命館守山(滋賀)、大阪市立城陽、堺市立鳳(大阪)、和歌山市立紀伊、大阪市立桜宮、西宮市立塩瀬(兵庫)

 【銅賞】大阪市立喜連、関西創価(大阪)、滋賀県立守山、守山市立守山北(滋賀)、海南市立三(和歌山)、香芝市立香芝(奈良)、香芝せいかキッズ・ジュニアバンド(奈良)、精華町立精華西(京都)

大阪市立鯰江=2025年8月30日午前10時39分、堺市のフェニーチェ堺、大阪フォトサービス撮影
加古川市立中部・浜の宮(兵庫)=2025年8月30日午後1時26分、堺市のフェニーチェ堺、大阪フォトサービス撮影
生駒市立生駒(奈良)=2025年8月30日午後5時38分、堺市のフェニーチェ堺、大阪フォトサービス撮影
大阪市立梅香=2025年8月30日午後5時57分、堺市のフェニーチェ堺、大阪フォトサービス撮影

演奏レビューと全出演団体の写真

 中学生の部Aには、合同バンドや地域バンドも出場。それぞれに持ち味が発揮できる曲を、個性豊かなサウンドで奏でた。

 まろやかな音色で課題曲Ⅰの民俗的なメロディーを奏でた大阪市立喜連は、自由曲ではイタリア・オペラの「マノン・レスコー」で歌心のこもったアリアを聴かせた。フレーズの吹き始めから音に表情をのせた演奏で、銅賞を受けた。

大阪市立喜連=2025年8月30日午前10時4分、堺市のフェニーチェ堺、高野良輔撮影

 豊中市立十一(大阪)は、ホルンやトロンボーンの均質で豊かな響きが印象的。自由曲の「愛と祈りの歌」では、木管がパッセージの一音一音を明確に奏で、中間部のオーボエソロを引き立てた。結果は銀賞だった。

豊中市立十一(大阪)=2025年8月30日午前10時17分、堺市のフェニーチェ堺、高野良輔撮影

 銀賞の長岡京市立長岡二(京都)は、自由曲で「風を織る」を演奏した。部長でサックスの三村美遥(みゆ)さん(3年)は「周りの音とのハーモニーを大切にしてきた。どれだけきれいに届けるかが難しかったけど、うまくできました。自分たちのできることを最大限発揮できた」と笑顔で振り返った。

長岡京市立長岡二(京都)=2025年8月30日午前10時55分、堺市のフェニーチェ堺、高野良輔撮影

 生駒市立光明(奈良)も銀賞を受けた。ホルンやユーフォニアムの内声のハーモニーの美しさが光った。「ドラゴンの年」の前半では、クラリネットとミュート付きのトランペットが、空気が立ち上ってくるような一体感のあるサウンドで美しく奏でた。

生駒市立光明(奈良)=2025年8月30日午前11時22分、堺市のフェニーチェ堺、高野良輔撮影

 自由曲で「リベラシオン」を演奏した西宮市立瓦木(兵庫)は、兵庫県大会が終わった後、何も書き込んでいない楽譜を配り直して、「新たに音楽を組み立てた」という。

 様々な楽器が、散発的に表れ…

共有
Exit mobile version