前自民党幹事長の茂木敏充氏=2024年10月、栃木県、山下龍一撮影

 自民党の茂木敏充前幹事長は26日、自身のユーチューブ番組で、参院選での大敗を受け、「リーダーも含めて主要なメンバーを決めて、やり直していく姿が再生のためには必要だ」と述べて石破茂首相(党総裁)の退陣を求めた。

 茂木氏は「衆院選で負け、都議選でも過去最低の議席、そして今回で3連敗。スリーアウトチェンジみたいな状態だ」として、「何らかの形のけじめをつけないと再生の道は見えてこない」と主張した。

 参院選で躍進した国民民主党と参政党についても触れ、主張の実現性は不透明だとしながら「少なくとも夢や方向性を語っていた。共鳴する若者が多かった」と指摘。対する自民は「夢を語れなかった。言い訳をしているような選挙だった」と述べた。

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