Smiley face
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2019年3月9日、フィリピンのラグナ州カランバでインタビューするフィリピンメディアの記者(中央)=ロイター

@マルセイユ(フランス)

 フランスで防衛産業の取材をしていて、韓国の大手新聞社のパリ特派員を務めるチョンさんと知り合った。欧州を拠点にする数少ないアジア人記者同士で意気投合した。

 彼が「鉄板ネタ」の話題として披露したのが、韓国で使われるマスコミ用語だ。例えば「サツマワリ」。サツは警察の意味で、サツ回りは事件や事故を専門にする警察担当記者のこと。日本と同じ意味と発音で使われている。

 ほかには、「ナワバリ」。これは日本語の意味と少し違うが、記者の担当や専門を意味するそうだ。

 チョンさんは「韓国のジャー…

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