@マルセイユ(フランス)
フランスで防衛産業の取材をしていて、韓国の大手新聞社のパリ特派員を務めるチョンさんと知り合った。欧州を拠点にする数少ないアジア人記者同士で意気投合した。
彼が「鉄板ネタ」の話題として披露したのが、韓国で使われるマスコミ用語だ。例えば「サツマワリ」。サツは警察の意味で、サツ回りは事件や事故を専門にする警察担当記者のこと。日本と同じ意味と発音で使われている。
ほかには、「ナワバリ」。これは日本語の意味と少し違うが、記者の担当や専門を意味するそうだ。
チョンさんは「韓国のジャー…