「エキスポライナー」で主に使われるラッピング車両=JR西日本提供

 JR西日本は13日、来年3月15日に実施するダイヤ改定を発表した。大阪・関西万博の閉幕まで、新大阪駅から会場近くの桜島駅(大阪市)に直通する「エキスポライナー」を走らせる。山陽・九州新幹線は、鹿児島中央駅の始発を週末などに35分繰り上げた臨時便を設け、万博会場での滞在時間を増やす。

 新大阪駅から桜島駅までは大阪駅などで乗り換えが必要だが、「エキスポライナー」の場合は不要で所要時間が5~10分ほど短くなる。万博の閉幕まで、大阪環状線とJRゆめ咲線、阪和線も、平日計8本、土日祝日計6本を朝や夜に増便する。

 山陽・九州新幹線は万博期間中の週末を中心に、鹿児島中央駅を現在の始発より35分早い午前6時に出発する臨時列車「さくら」を運行する。新大阪駅には現在より22分早い午前9時59分に到着するという。JR東海も週末などに、東京発新大阪行きの臨時の新幹線を午前6時台に1本増やす。

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