スタジオジブリの宮崎駿監督が長年乗っていた「シトロエン2CV」が、ジブリパーク(愛知県長久手市)に展示されることになった。宮崎監督の映画「ルパン三世 カリオストロの城」にも登場した愛車だ。
県によると、宮崎監督は長男の宮崎吾朗監督を保育園に送り迎えするため、50年以上前にシトロエン2CVを初めて購入。愛着がわき、その後何台もの2CVを乗り継いできたという。
宮崎駿監督は高齢になり運転を止めたが、その後も、自宅のガレージで保管していた。「ジブリパークで末永く大切にしてもらえれば」と展示を決めたという。
シトロエン2CVは29日からジブリパークの屋内エリア「ジブリの大倉庫」に展示される。宮崎監督が約35年前に車の雑誌向けに描いたマンガ「宮崎駿の2CV物語」もあわせて展示する。
大村秀章知事は22日の会見で「大切な財産。未来永劫(えいごう)大事にしていきたい」と話した。
ジブリパークは事前予約制。詳細はホームぺージ(https://ghibli-park.jp/