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再整備後の高松市中央卸売市場のイメージ図。市場機能は水産物(右)のみとなり、余剰地はにぎわいの場として活用する。漁港(中央)は島めぐりクルーズ船の発着場としての活用も検討される=高松市提供
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 高松市が新たなにぎわい拠点として再整備を進めている市中央卸売市場(同市瀬戸内町)の一角に、大手旅行会社のJTBが観光交流拠点をオープンさせた。JTBは将来的に漁港と高松港を結んで「島旅」の拠点をつくる構想ももっており、再整備をにらんで、いち早く市場エリアの活性化に踏み込んだ形だ。

 JTBが拠点を開設したのは、飲食店など27店が入っている市場内の「うみまち商店街」。2月に市と結んだ地域活性化に関する包括連携協定に基づき、空き店舗の1、2階延べ136平方メートルを市から賃借した。

 観光交流拠点のテーマは「持続可能性(サステイナブル)」。1階には、市場で出る未利用魚や規格外の野菜などを食材として活用する飲食店「クセモノズ」を構えた。たこ焼きをベースにしたランチプレート(1200円)などを提供。金土曜日や祝前日に限り、ディナーの営業も行う。

 2階は防災や海ごみをテーマ…

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