バンコクで2023年4月26日、警察官に連行されるサララト・ランシウタポーン被告=ロイター

 毒物の青酸カリを用いて友人1人を殺害した罪で、タイ・バンコクの刑事裁判所はタイ人の女(36)に死刑判決を言い渡した。タイの英字メディア「ネーション」などが報じた。地元メディアから「シアン化合物の殺し屋」などと呼ばれる女は、2015年以降に計14人を殺害した疑いがもたれており、一連の公判における最初の判決だった。

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 裁判所は20日の判決で、サララト・ランシウタポーン被告が23年4月、友人の女性(当時32)と中部ラチャブリ県を旅行中、女性の食べ物や水にシアン化カリウム(青酸カリ)を混入させ、殺害したと認定した。

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