最後に全員がステージに上がり、アンコールの「勇気100%」を演奏した=2025年8月30日午前11時26分、新潟県糸魚川市一の宮の糸魚川市民会館、戸松康雄撮影

 新潟県糸魚川市で30日、市内4中学校の吹奏楽部による合同演奏会が行われた。「部活動の地域展開」が各地で模索される中、同市では来年度、4校による「糸魚川ジュニア吹奏楽団」が発足。吹奏楽コンクールには従来の中学B(30人以内)ではなく、大編成の中学A(50人以内)に出場する。前触れとなる演奏会で77人の中学生が迫力ある演奏をホールに響かせた。

 4校はこの日に向けて月1回程度、石坂幸夫さん(67)と、石垣守継さん(63)の指導の下、合同練習を重ねてきた。

 演奏会では1年生だけで「かえるのうた」など2曲、2、3年生で「ロマネスク」など2曲を演奏。最後にアンコールとして全員で「勇気100%」を披露した。

 今夏のコンクールに12人だけで参加し、地区大会で金賞を獲得して県大会に進んだ糸魚川東中の佐藤希(のぞみ)部長(3年)は「他校のうまい人の吹き方など参考になることが多かった」と話し、能生中の草間吏穂(りお)部長(同)は「人数が多く、音程を合わせるのが難しかったけど、吹いていて気持ちよかった」、青海中の石塚万結(まゆ)部長(同)も「周囲の音の迫力があり、学校での練習と全然違う」と満足そうな表情を見せた。

 東中とともに県大会に進んだ糸魚川中の松屋蒼空(そら)部長(同)は「お客さんに大編成の音を届けることができたと思う」と笑顔で話していた。

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