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「メルカリ ハロ」のスマートフォンでの表示画面
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 単発で短時間働ける「スポットワーク」が広がっている。働き手と企業をつなげる仲介事業には人材大手やIT大手が相次いで参入する中、フリマアプリ大手メルカリも乗りだし、4月から全国展開を始めた。メルカリはスマホを使い個人間のものを売買できる既存事業との相乗効果を狙う。

 メルカリの仲介事業のサービス名は「メルカリ ハロ」。首都圏の1都3県で3月6日から先行して始めたところ、登録者は1カ月で250万人に。10代から50代以上と幅広く、約3割は「会社員・団体職員」だ。今後、全国5万店以上の求人を順次公開していき、大手チェーンだけでなく、地方の中小事業者との連携を進める。

 本人確認済みのメルカリIDを持っていればすぐに利用できる。企業が1時間単位で仕事の求人を出し、働き手は専用アプリから申し込むと仕事が決まる。QRコードで出勤などを管理、働く当日に雇用契約が結ばれる仕組みだ。給料は勤務終了後、すぐに振り込まれる。

 メルカリにとって最大の強み…

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