あなたは最近、積極的にニュースを避けようとしていますか。そんな問いに対し、「度々」や「時々」と答えた日本人は計11%にとどまり、調査対象の計48カ国・地域の中で最低だった。英国にあるロイター・ジャーナリズム研究所が17日に発表した年次報告書「デジタル・ニュース・リポート」で明らかになった。
同研究所は計約10万人を対象に、オンラインで調査を実施。各国・地域で「ニュース回避」について「度々」「時々」と答えた国民の平均値は40%で、2017年の29%から大きく増えた。理由としては「ネガティブな気分になる」「ニュース量に疲弊している」「紛争・戦争の報道が多すぎる」などが挙げられた。
日本の次に低いのは台湾の21%で、日本は48カ国・地域のなかで突出していた。主要7カ国(G7)では、英国46%▽米国42%▽カナダ40%▽ドイツ37%など、日本以外は3~4割台だった。
■SNSは「ニュースの情報源…