イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザをめぐり、エジプト、ヨルダン、フランスの首脳会談が7日、エジプトの首都カイロで開かれた。3カ国は共同声明で「停戦への即時復帰」を求めた上で、「パレスチナ人を彼らの土地から追放することを拒否する」と表明。トランプ米大統領の「移住案」への反対姿勢を改めて示した。
首脳会談にはエジプトのシーシ大統領、ヨルダンのアブドラ国王、フランスのマクロン大統領が参加した。共同声明では、ガザの戦後統治について「パレスチナ自治政府の権限のみで行われるべきだ」と強調した。
エジプト政府によると、3カ国の首脳は会談の中でトランプ氏とも電話で協議し、「緊急停戦の確保策」を話した。イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が共存する「2国家解決」に向けた「国際的な努力の重要性」も確認したという。
トランプ氏は2月、ガザの住…