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多久―武雄 六回表多久、今村壱吹が右犠飛を放ち、8点目を挙げる=2025年7月6日、さがみどりの森

 (6日、第107回全国高校野球選手権佐賀大会1回戦 多久8―4武雄)

 15人のメンバーで初戦を突破した多久の野口晃監督は「選手たちが(采配に)こたえてくれた」とたたえた。昨秋と春の県大会は連合チームで参加したが、今大会は一塁手で先発した江島律希選手ら1年生6人が加わった。

 監督は少人数で戦う基本を、「ポロポロしても、その後という気持ち」と説く。わざとワンバウンドの捕球練習などで、ミスを恐れないようにしているという。この日も計4失策したが、最後まで勢いを失わなかった。

 女子マネジャーは3人で、記録員をのぞき2人は観客席から声をからして応援した。部員18人でつかんだ夏3年ぶりの勝利だった。

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