開幕セレモニーでポーズをきめる小久保監督や選手たち。小室哲哉氏も登場した=小宮路勝撮影

(30日、プロ野球 千葉ロッテマリーンズ7―4福岡ソフトバンクホークス)

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 ソフトバンクはロッテに逆転負けを喫した。開幕からの3連敗は、南海時代の1988年以来37年ぶり。昨季のパ・リーグ覇者が、スタートダッシュに失敗した。

 試合後、小久保裕紀監督は報道陣に「何をしてもうまくいかないときはこんなもの」と苦笑いを浮かべた。

 球場が「えー」という残念がる声とため息に包まれたのは同点の八回だった。

 2死三塁から3番手の杉山一樹が投じた球を捕手の海野隆司が捕球し損ね、球は海野のプロテクターの中へ。公認野球規則により「暴投」と記録され、三走が生還。不運な形で決勝点を許した。

 開幕カード3連戦はすべて逆転負け。悪い流れを断ち切れない。

 この日も二回に正木智也の2ランで先取点を挙げ、先発の上沢直之も六回まで1失点。ここまではよかった。だが、七回に2番手のヘルナンデスが連続適時二塁打を許して同点に追いつかれた。

 「プロ野球はマラソンに近い…

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