新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区)が、館内のミュージアムショップをリニューアルした。「昭和100年」をコンセプトに一新した店内に並ぶのは、新商品の香水。その名も「ラーメン」。どんな香りなのか。
「寝ている時にラーメンの香りがしたら夢に出てくるのかな」
一風変わった商品の開発は、博物館で土産物の企画などを担当する吉田はづきさん(28)の思いつきから始まった。
昨年10月、香水の企画製造を手がける「ルズ」(東京都)に調香を依頼。一つはラーメン、もう一つは昭和100年にちなみ「戦後の高度経済成長期のエネルギッシュな感じを表現したい」と伝えた。
ただ、食べ物としてのラーメンのにおいをそのまま香水で表現することはできず、既存のフレーバーを組み合わせて、いかにラーメンのイメージに近づけるかが課題だった。
一口目をすする直前の…
ルズとのやりとりを重ね、届…