東京都庁で潮田勉副知事(中央)の激励をうけた関東第一の高橋徹平主将(左)と早稲田実の宇野真仁朗主将=2024年7月31日午前11時49分、東京都新宿区、西田有里撮影

 第106回全国高校野球選手権大会に出場する東東京代表の関東第一(江戸川区)と西東京代表の早稲田実(国分寺市)の主将や監督らが31日、都庁を訪れ、甲子園への決意を語った。

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 都庁では、潮田勉副知事が出迎えた。「甲子園でのプレーで野球の面白さや素晴らしさをアピールしてください。そのことが全国、東京を元気にする」と、公務で不在だった小池百合子知事のメッセージを代読した。

 関東第一の高橋徹平主将は「これまで戦ってきたチームの思いを背負い、初戦から一戦一戦全力で戦い抜く」と決意を表明。早稲田実の宇野真仁朗主将も、「西東京代表という誇りを胸に、一戦一戦全力で、全員野球で勝ち進む」と話した。

 その後、朝日新聞東京本社を訪問。宍道学・東京本社代表は「深紅の優勝旗を東京に持ち帰っていただきたい」と両チームを激励した。

 関東第一の米沢貴光監督は「たくさんの人たちの思いをしっかりと胸に、まずは一勝する」。早稲田実の和泉実監督は、「生徒たちは甲子園でも必ずや成長した姿をみせてくれる。期待して欲しい」と語った。

 大会は、組み合わせ抽選会が8月4日に大阪市内であり、7日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。(西田有里)

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