国内トップレベルのドローンレース「ジャパンドローンリーグ(JDL)」第2戦で、三重県四日市市の高校2年、中澤陸斗さん(16)=暁中学・高校=が最高位「プロクラス」で初優勝した。「自分の努力が実ったことに感動した」と話す中澤さんの次の目標は、今年度の総合優勝だ。
5月17、18日に埼玉県三郷市で開かれたJDL第2戦。中澤さんは予選から準決勝、決勝とトップを独走して優勝した。
JDLは、屋外のコースで、設置された旗やゲートを決められた順番で周回して、操縦の技術を競う。準決勝と決勝は4周するスピードで決まるが、予選は90秒間で何周できるかがポイントになる。予選ではスピードも重要だが、バッテリーの持続力と折り合いをつける判断力も求められる。
5月の第2戦は集中力が光った。4月にあった茨城県での第1戦も3位に入り、10月の第7戦まで毎月続くリーグ総合優勝に向けても好位置につけている。
みるみる上達、何が?
JDL参戦に付き添ってきた…