火曜夕方の「まえばしCITYエフエム」。群馬県民のアイデンティティーを形作ったといわれる「上毛かるた」の話が弾む。番組に原稿を提供しているのは、横浜市在住で、上毛かるたを推進する一般社団法人「KING OF JMK」代表の渡辺俊さん(48)。今春で5年目に入る。
「群馬県民も知らない、へーっと思うことをとりあげたい」
群馬県安中市出身。周りと同じように、こどもの育成会でかるたを覚え、競技大会に出場した。
高崎高校を卒業後、横浜へ。大学の友人たちは上毛かるたを知らなかった。みてもらおうと書店に買いにいったが、売られていない。驚いた。
上毛かるたを見つめ直すきっかけは、群馬県が最下位だった2012年の「都道府県魅力度ランキング」。確かに群馬は地味かもしれないが、いいところが知られていないだけでは。
当時は、日産自動車の各国マ…