ノルディックスキー・ジャンプの強豪「雪印メグミルクスキー部」が10日、札幌市で来季の新体制について記者発表した。伊東大貴新監督(39)は「五輪の金メダル獲得をめざして強化にあたりたい」と抱負を語った。
伊東監督は2014年ソチ五輪団体の銅メダリストで、コーチから昇格した。「伝統ある名門チームの監督。プレッシャーはあるが、責務を全うしたい」と語った。
また、新メンバーの一戸くる実選手(20)は、1946年の創部以来初の女子選手。身長170センチの大型ジャンパーだ。「五輪でメダルを獲得するという夢に近づける場所。男子のトップ選手の技術を盗みたい」と意欲を見せた。
岡部孝信総監督は留任。全日本スキー連盟会長に昨年、就任した原田雅彦氏はアドバイザーとして部を支える。