第107回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。茨城大会は7月27日が決勝です。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングなどを取材しました。連合チーム「波崎柳川・玉造工・茨城東」と土浦二、大子清流を紹介します。

■波崎柳川・玉造工・茨城東 山下雄大監督「ここからがスタート」

 ナイスゲーム。(日立商に)負けたのは俺のせいだから、マジ申し訳ない。ごめん。あれだけチャンスつくって。俺たちが、もうちょっと打力をサポートできなかったのが敗因だから。3年生が、いいプレーをしてくれた。

 人生は負けから始まる。常に負けるんだよ。

 野球もうまくいかないし、勉強もうまくいかないし、恋愛もうまくいかない。うまくいくのは、100回のうち1回。そんなもんだから。でも、その1回にかけるんだ。何回も失敗して、諦めずにやったやつだけに成功は来る。

 人生はこれからだからな。野球がすべてではないが、よくがんばった。

 きょうは、このチームのベストゲーム。それを生み出したのは、君たちの努力のおかげ。試合に出ていない人も、マネジャーも、高校野球をやったという自信を持って。

 ここからがスタート。君たちには道がある。=11日、ひたちなか市民

波崎柳川・玉造工・茨城東でつくる連合チームの山下雄大監督の話を聞く選手たち=2025年7月11日、ひたちなか市民、後藤隆之撮影

■■土浦二 相良真博監督「次…

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