(9日、第107回全国高校野球選手権大会1回戦 聖隷クリストファー5―1明秀日立)
明秀日立の中岡は、聖隷クリストファーの犠打を絡めた攻撃に屈した。「バントは嫌でした。粘り強くコンパクトに、全部の球種をとらえられた感じです」
もともと遊撃手で、投手に取り組んだのは昨夏から。今夏の茨城大会では投手の柱として奮闘したが、背番号は6のままだった。甲子園入り後の2日にエースナンバーを渡され「人生初の1番。自分しかいない、と思い切っていきました」。
相手のエース高部については「年下ですけれど、なんか音楽に乗ってイケイケどんどんって感じ。余裕度が違いました」と脱帽。将来は遊撃手としてプロをめざしたい、と言った。