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「甲子園ブラスバンドフェスティバル2025」で、演奏する東海大菅生の生徒たち=2025年6月1日午後5時33分、阪神甲子園球場、内海日和撮影
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 今年も高校野球より一足早く、阪神甲子園球場に「夏」がやってきた。

 「甲子園ブラスバンドフェスティバル2025」に集ったのは、高校野球で甲子園をたびたび沸かせてきた学校やマーチングの実力校。8校がオリジナルの応援曲や観客席との掛け合いなどで、内野席を埋めた観客を魅了した。

 フェスの様子は2日午後3時からアーカイブ配信される予定で、8月末までスポーツナビ(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_vk/別ウインドウで開きます)、スポーツブル(https://vk.sportsbull.jp/koshien/feature/brass_band/別ウインドウで開きます)で視聴できる。

連載 アルプスの夏音

球児と一体の吹奏楽部員の思いは、逆転劇を彩る「あの曲」の秘話は。出場校を描きます。

 午後4時、晴れ渡った空の下を市尼崎(兵庫)のファンファーレの音がまっすぐに伸びていった。

 春夏の甲子園大会で沖縄県勢の友情応援を務めている同校。試合開始と同じサイレンの後、ジャズの定番「シング・シング・シング」の曲中に、沖縄の「ハイサイおじさん」などを挟む独自のアレンジで、会場を盛り上げた。

 この日は、球児が熱戦を繰り広げるグラウンドに立った。部長の茅野美海(みひろ)さん(3年)は「きょうは私たちが主役、と思うとパッションに火がついた」という。

 見上げると、たくさんのお客さんが演奏を楽しんでくれている。副部長の山崎こはくさん(3年)は「間近にいるお客さんと一緒に舞台をつくれてうれしい」と笑顔を見せた。

 続く四條畷学園(大阪)は、全日本マーチングコンテストの出場経験を持つ。

 ファウルグラウンドを所狭しと動き回る華麗なパフォーマンス。「クイーンメドレー」などで、ハーモニーの変化を美しく聴かせた。

 マーチングバンド部キャプテンの樹(たつ)愛菜さん(3年)は「動ける範囲が狭い分、ムーブを多めにした。マーチングのステージとは違い、甲子園は目の前や横にもずらーっとお客さんがいる。楽しんでくれている表情を見ると、テンションが上がりました」と話した。

定番の曲も次々

 「きょうの主役はどこですか?」

 「近江高校!」…

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