来月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権福岡大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向け、県高野連は5月31日、大会会場として使う小郡市野球場で審判講習会を開いた。
南部地区の審判委員約30人が参加。筑紫台と九産大九産の野球部員らが選手役として協力し、走者の位置やアウト数など設定を変えながらプレーした。審判委員らが状況に応じた対応を確認し、次々と威勢の良いコールを響かせた。
講習内容を考え、講師役を務めた審判委員の菰田浩さん(65)は「球児の全力プレーに、正確な審判で応えられるようにしたい」と話した。
北部地区の講習会は8日、北九州市民球場で開かれる予定。