大学生の女性(21)は女性が好きかもしれないと感じている。セクシュアリティーはまだ定まっていないが、将来は同性のパートナーと過ごし、子どもも産みたい。そんな将来像をかき消しかねない法案が、いまの国会に提出されている。
- 精子・卵子提供ルールを決める法案、審議入り見通せず 立憲内で反発
高校1年生の秋、同級生の女性に一目ぼれした。同性が好きということは変わったことではないと思っていたが、自分がそうだと気づくと絶望した。同級生に気持ちを伝えて周囲にうわさが広がってしまうかもしれないし、気の合うパートナーが見つかっても同性とは結婚できない。否定されることが怖く、家族にも言い出せなかった。大人になったあと生きる必要はないかなと感じていた。
生きる希望が見つかったのは…