第107回全国高校野球選手権徳島大会の運営委員会が26日、徳島市内であり、開幕を7月12日、決勝を29日とする大会日程を決めた。徳島県鳴門市のオロナミンC球場が改装工事中のため、昨夏に続いて全試合を徳島市のむつみスタジアムで行う。
開会式は12日午前で、熱中症対策として選手は携帯用ドリンクを持って入場行進する。前回大会を制した鳴門渦潮の主将が優勝旗を返還する。同日の開幕試合は、始球式の投手役を出場校の3年生のマネジャーから募集する。開幕翌日以降、準々決勝までの試合がある土日祝日と夏休み期間中は、第1試合の始球式を小学生が行う。朝日新聞社が県内の小学校4~6年生を対象にバッテリー(投手役のみも可)を募集する予定。
雨天順延がなければ、7月22日までに1、2回戦を終え、予備日をはさんで24、25両日に準々決勝各2試合、27日に準決勝、29日に決勝を行う。決勝開始時間は昨年までは午後2時だったが、早めた方がよいという意見が参加校から多く寄せられたことから協議し、午前10時開始となった。
球場の入場料は大人600円、高校生200円。中学生以下、障害者手帳の所持者と付き添い1人は無料。
組み合わせ抽選会は6月27日に鳴門市のアミノバリューホールで開かれる。優勝校は徳島代表として、8月5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。