力投する箕面学園のエース・野上蒼大投手=万博

(22日、第107回全国高校野球選手権大阪大会5回戦 東海大大阪仰星5―3箕面学園)

 3―2と1点リードで迎えた七回表、箕面学園のエース、野上蒼大投手(3年)は2死から3連打を浴び、同点に追いつかれた。なおも一、三塁のピンチ。4番打者に自信のある直球を投げる。右飛で切り抜け、右手でガッツポーズした。

 昨秋に腰を痛め、4カ月間投げられなかった。春の府大会はスコアラーを務め、「夏は自分が」と努力を重ねてきた。

 後輩に九回のマウンドを譲ったが、11安打を許しながらも4失点。122球を力投した。「相手打線のスイングは力強かった。でも、粘り強く、最後までいい勝負ができて楽しかった」

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