米スタンフォード大で14と15両日、国際会議「サステナビリティ・サミット」が開かれた。日本からは浅尾慶一郎環境相が出席。地球温暖化に有効な技術とされる「人工光合成」の開発や社会実装を率先する日本の取り組みを紹介し、「世界的に利用されるべきだ」と述べた。
人工光合成は、太陽光と水、二酸化炭素などを使って水素などを人工的に生み出す次世代技術。飛行機や車の燃料などに使える有機物づくりも研究されている。
実用化には技術やコスト面で課題があるが、成功すれば化石燃料を使わずに済むクリーンな「夢の燃料」を生み出す革新的な技術として注目されている。環境省は、早期実用化に向けた工程表をまとめる検討会を5月に立ち上げた。
背景には、人工知能(AI)…