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インタビューに答える沖縄尚学の比嘉公也監督=田辺拓也撮影
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 夏の甲子園初優勝を果たした沖縄尚学の比嘉公也監督が、テレビのインタビューに答えた内容は以下の通り。

 ――初めて、夏の頂点に立ちました。どんな思いでしょうか。

 生徒の頑張りに尽きるかなと思います。

 ――アルプスの割れんばかりの拍手、どう聞きましたか?

 今日も、本当に、沖縄から大勢の方が大声援を送ってくれたおかげで、生徒たちの力を引き出していただいたのかなと思っています。

 ――九回は日大三の粘りにあいました。(伝令の)田淵(颯士郎)選手に、どんな言葉をかけてマウンドに送ったんですか?

 いや、もう、切り替えて、ピッチャーが投げ急ぐことがないようにということだけです。

 ――今日は先発、新垣有絃(ゆいと)投手に託しました。どんな思いだったんですか?

 ここにきて一番状態がいいピッチャーだったのでなんとか5イニングという計算をしていたんですけど、よく八回の2アウトまで投げてくれたなと思います。

 ――先制されて、すぐ追いつきました。ゲームの流れ、監督はどう思っていたんですか?

 先頭(打者)の出塁の仕方がいやな感じで、失点につながってしまったんですけども、次のイニングに得点してくれたことが流れを引き渡さなかった要因なのかなと思います。

 ――六回、勝ち越しの場面はこれまであまり見せてこなかった機動力をここ一番で使いました。

 足が使える選手でしたので、サインというか自分でいけるタイミングで、と。あそこは覚悟を決めてよく走ってくれたと思います。

 ――4番(の宜野座恵夢選手)が決めました。

 (大会の)途中から4番を任せた宜野座ですけれども、上の戦いの中で、ずっと勝利打点というか、いいところで打ってくれた。今日も本当、いい仕事をしてくれたと思います。

 ――新垣(有絃)投手から末吉良丞(りょうすけ)投手への継投は。

 八回に右ふくらはぎに違和感を覚えているとの報告を受けたので、八回を投げさせようかと思っていたのですが、そこは末吉に託そうと迷わずスイッチしました。

 ――多くの接戦を制しました。逆転勝利もありました。この夏の選手たちの成長、どうでしょうか。

 初戦の金足農(秋田)さんとのゲームで1―0という非常に厳しい展開をものにしたことが、甲子園での自信を深めたんじゃないかと思います。今日もよく粘ったと思います。

 ――本当におめでとうございました。

 ありがとうございました。

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