元タレントの中居正広さんが起こした女性とのトラブルに端を発した一連の問題で、フジテレビは27日午後4時から、2度目の記者会見を開く。
説明の遅れなどを謝罪した17日の会見は、参加者を限定するといった手法に社外から批判が集まった。23日に開かれた社員説明会でも、この会見への厳しい意見が続出。「生きるか死ぬかだ」と現場は危機感をあらわにし、日枝久相談役を含む経営陣の総退陣を求める声も上がった。信頼回復をかけた27日の会見で、港浩一社長らは何を語るのか。
- 「41年以上の取締役いる」と指摘も フジに物言う米ファンドの正体
- 日枝氏37年君臨のフジ 異例の統治構造、カメラ追い出した末の窮地
説明会は、23日夕方から社外非公開で行われた。「番組の判断」としてリアルタイムで報じたフジの報道番組「Live News イット!」によると、説明会は労働組合はじめ社員らの強い声を受けて開かれた。冒頭で、港社長と嘉納修治会長が第三者委員会の設置に至った経緯などについて説明。これまでの対応を謝罪した後、社員からの質問に答えたという。
参加した複数の社員の話を総…