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2025年2月11日、米ホワイトハウスで取材に応じるイーロン・マスク氏(左)とトランプ大統領。マスク氏の息子も同席した=ロイター

 トランプ政権で「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏が通告した米政府職員への電子メールが波紋を呼んでいる。最近の「実績」を期限までに返信しなければ辞職とみなすという内容だが、政府機関の一部はこのメールに返信しないよう呼びかけ、政権内でちぐはぐな対応が生じている。

 発端はマスク氏が22日午後、X(旧ツイッター)に、先週に何をしたかの報告を求める電子メールを連邦政府の職員全員が受け取ることになると予告し、「応じない場合は辞職とみなされる」と投稿したことだ。

 米メディアによると、その約2時間後、実際に職員たちに「先週達成したことを箇条書きで五つほど」を記入して返信するよう求める電子メールが届いた。期限は24日までと設定されたという。

 連邦政府の歳出と人員削減を…

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